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KOBEハートの会発足にあたりご挨拶
平成23年3月11日に発生しました、東北地方太平洋沖地震において、犠牲になられました方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災されました皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
この度の地震を受け、神戸にて阪神・淡路大震災で被災した立場である私に、何か出来ることはないか、というのを日々模索しておりました。テレビのニュースで流れる残酷な状況を目に、心を痛めているだけではいけない、と。
私の経験した、当時日本最大の地震と発表された阪神・淡路大震災。
沢山の方が亡くなり、神戸は一変として無残な姿となりました。
当時小学生だった私は無力で、天災の前では大人も子供も何もすることが出来ないと感じていました。
あれから月日は流れ、大人になり、日々神戸で過ごす中感じるのは、感謝の気持ちです。
国内外の沢山の皆さんからご支援頂き、神戸は復興を遂げることが出来ました。
今の神戸があり、私たちがこうして何不自由なく生活できる環境になったのは、助けて頂いた皆さんのお陰であります。
この感謝の気持ちを復興した神戸から、今度は私たちが皆さんに「神戸からの恩返し」をしたいと思い、 賛同してくれる神戸の仲間とともに、ボランティア「KOBEハートの会」を発足いたしました。
微力ではありますが、小さな力や気持ちが、大きな力になるように、私たちに出来る限りのことをしていきたいと思います。
被災が与える人への苦しみや悲しみは、人の励ましや優しさによって、緩和されていくものであると私自身体験しております。
被災地では、命を守り生活をし、安心や笑顔を取り戻していく為には、ボランティアの存在はとても大きいと感じました。
様々な救援物資ももちろん必要ではありますが、人が人によって与えられる、元気や思いやりの精神というのも、無くてはならない復興への要素なのです。
被災された皆さんからその心のマイナス要素を取り除き、元気になってもらうこと、これが一番の復興に必要なものです。
私たちの主な活動は、被災された皆さんを少しでも多く元気にすることです。
元気になった人から、元気のない人へ『元気のバトンタッチ』を続けることです。
「メッセンジャー」という元気のメッセージを届けるメンバーから始まり、知り合いから知り合いへ、元気のバトンを被災地まで届けていきます。
相手を思う暖かい気持ちの輪がどこまで続くかは分かりませんが、続いていくことで被災者のみなさんの心が少しでも癒され、喜んでいただき、笑顔に元気なること、それが私の願いです。
私たちは何度でも立ち上がる力を持っていると信じています。
震災で悲惨な状況になった神戸を知っているからです。全てではないですが、復興した神戸があるのですから。
皆で助け合い、声を掛け合い、再び立ち上がらなくてはらない、その為にも必要なのが、人の元気!笑顔!思いやり!
元気のバトンが被災地を駆け巡り、一日も早い復興、皆様の平穏な日々が訪れることを願い、私たちは活動して参ります。
最後に、この考えに賛同いただきました多くの皆様には心より感謝いたします。
必ず、皆さんの被災地・被災者への気持ちを、伝え、届けて参りたいと思います。
これからの私たちの活動を暖かく見守っていただけると幸いでございます。
神戸から鶴の恩返し、たくさんの元気と笑顔よ!被災地へ届け!!
発起人 代表 中川 真依
